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どこまでも、遠くまで、行ってしまえ


by massy298
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8/The Yellow Monkey

 メカラウロコ15の勢いで書いてまえ〜。そういえば、公式BBSに吉井和哉の書き込みがあったそうだ。その日は部の忘年会でオール。知る由もなく、後で見てみりゃBBSはすでに閉鎖。残念っ!

 8はその名の通り8作目、最後のオリジナルアルバム。初期のグラムテイストとは違うし、SICKSのようなダウナーな感じでもない。SmileやFour Seasonsのような明るさも無い。そんでもってPUNCH DRUNKARDで見せたライブ感溢れるロックでもない。そう、以前に書いたが、イエモンのアルバムってみ〜んな色が相当違うのだ。勿論、ベースには揺るぎないものがある。




 色々なプロデューサーを起用している時期の作品なので、この1つのアルバム内でも様々な色の曲が存在する。なんでしょ、SICKSとは違ったヘビーさがあるかな。この時期のイエモンが思いっきり反映されているってことだろうか。いや、されているのだろう。持ってる人にしかわからないが、僕の中でこのアルバムのイメージって歌詞カード1ページ目の見開きの写真だ。あの重苦しさ(イコールではないのだが、より適切な言葉が僕の語彙にないので)がこのアルバムなんじゃないかと。

 知らない人にイエモンを布教するとしたら、相当迷うが、多分8とFour Seasonsを勧めるような気がする。個人的に8は好きというのあるけど。一曲一曲が節度良く際立っていて、それでもちゃんと統一感のようなものも感じる作品だからだ、8は。

 ちょめぐちにえ〜と言われたのだが(彼で無くともそうかもだが)、峠がお気に入りだったりする。あの悲痛さみたいなんが心地よかった。別にMぢゃございません。このアルバムを一番聴いてた時期は、一身上の都合により精神的に参っていた時期だったから。まあ僕の場合年がら年中そういうわけわからん精神状態にありますが。”何も気にせずに歩いていかなきゃ”、”風邪は強いけど歩いていかなきゃ”、”悲しいだけじゃ始まらないだろう”。はい、まさにその通りでした。そして次の峠までまた歩いているのです。多分。

 パールとか、バラ色の日々が収録されているし、ほんと初めてに人にはいいかもしれません。いきなり1stとかインディーズ盤聴いてイエモンにはまれる人はある意味凄いかもです。今時レアなセンスを持っております。あなたはきっとロックの星の下に生まれてますです。わけわからん。

 
by massy298 | 2004-12-28 22:43 | ♪LoveMusic♪